ウコンとは

ウコンとは

ウコンとは

ウコンとは

ウコンとは、ショウガ科の多年草で、現在世界中に50種類ほどのウコンがあります。

 

 

日本でも約4種類のウコンがあり、春ウコン、秋ウコン、紫ウコン、黒ウコンがあります。

 

 

一般的にウコンとして知られているのは秋ウコンで、
二日酔いや肝臓の強化などに多く用いられています。

 

 

秋ウコンは正式名称を「鬱金」と呼ばれ、
昔からうつ病に効果のある薬として利用されてきました。

 

 

また、秋ウコンは肝臓に良いとされるクルクミンが
春ウコンの約10倍以上も含有しています。

 

 

クルクミンはポリフェノールの一種で、
カレー粉のスパイスであるターメリックに含まれる黄色の色素のことをいいます。

 

 

このクルクミンは様々な効果があることが解っており、
最近では、アルツハイマーの原因物質を脳内から排除する働きや、
副作用のない抗ガン剤としての研究もされています。

 

 

また、クルクミン以外にもウコンには有効成分が豊富です。

 

 

約100種類を超える精油成分、ミネラル分、さらに食物繊維が含まれています。

 

 

現在、ウコンはサプリメントや、健康食品として様々な商品が販売されています。

 

 

様々な健康効果があるウコンを、今の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

 

◆ウコンの種類
@春ウコン

生薬・漢方名を姜黄(キョウオウ)といい、
クルクミンを少量ですが含んでおり、精油成分やミネラルが多く含まれています。

 

豊富な食物繊維とミネラル、精油の働きによって、
腸の調子を整え、便通をスムーズにしてくれます。

 

A秋ウコン

クルクミンを豊富に含んでおり、強い抗酸化力や、
肝臓の機能の強化、血管の健康に役立つ効果があります。

 

一般的に、ウコンとして有名なのが、この秋ウコンです。

 

B紫ウコン

生薬・漢方名を莪朮(ガジュツ)といい、
断面が紫色をしていることから、紫ウコンと呼ばれています。

 

クルクミンは含まれておらず、
精油成分やミネラル、アントシアニンを含んでいるのが特徴で、
どちらかといえば、血行を良くする働きが優れています。

 

C黒ウコン

断面は濃い紫色をしており、クルクミンを少量ですが含みます。

 

ミネラルの一種であるセレンや
ポリフェノールの一種のアントシアニンも含んでいます。

 

特に、滋養強壮に良いとされています。