ウコンと肝臓

ウコンと肝臓

ウコン肝臓に良いとされていますが、実際のところはどうなのでしょうか?

 

 

ウコンに含まれている有効成分のクルクミンには、以下のような作用があります。

 

 

◆ウコンの肝臓への作用
@胆汁の分泌促進
ウコンに含まれているクルクミンには、胆汁の分泌を促進する働きがあります。
胆汁は、脂肪分の分解やタンパク質の分解をし、腸からの吸収を助けます。
また、コレステロールを体外に排出する働きもあり、肝機能の向上へと役立ちます。

 

A抗炎症作用
ウコンに含まれているクルクミンには、強力な抗炎症作用があり
その働きによって、肝細胞の炎症を抑え、肝臓を守ってくれます。

 

Bアルコール分解
ウコンに含まれているクルクミンの肝機能の活性化作用により、
胆汁の排泄を増加させ、二日酔いの原因であるアセトアルデヒドを排泄させます。
つまり、肝臓の解毒作用を活性化する働きがあるのです。

 

C脂肪肝の改善
脂肪肝とは肝細胞内に中性脂肪が蓄積した状態をいいます。
脂肪肝の改善には、肝機能の正常化と質の良い睡眠が必要になります。
ウコンに含まれるクルクミンには、肝臓の代謝を活性化する働きと同時に、
肝臓自体を元気にしてくれる働きがありますので、脂肪肝の改善の助けとなってくれます。

 

 

しかし、ウコンは肝臓に良いだけではないようです。

 

 

一定の条件下では、悪影響を及ぼす恐れがあります。

 

 

◆ウコンが肝臓に及ぼす悪影響
ウコンは基本的には、肝臓に良いとされています。

 

しかし、NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)、C型肝炎などで
肝臓病の治療中の方にとって、ウコンが悪影響を及ぼす場合があります。

 

その原因は、ウコンに多く含まれる鉄分が原因です。

 

肝炎にかかった肝臓には、鉄分が蓄積しやすい状態となります。

 

ちなみに、肝臓に良いとされているレバーやしじみなどの食品は、
鉄分が多いため、鉄分の過剰摂取になる恐れがあります。

 

鉄分の過剰摂取は、肝炎をさらに悪化させてしまう結果になります。

 

健康な場合には、ウコンは肝機能の向上に有効ですが、
NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)、C型肝炎の治療中の方は注意しましょう。