ウコンの摂取量
ウコンの摂取量
ウコンの摂取量はどれくらいなのでしょうか?
ウコンには様々な効果・効能があり、
お酒をよく飲む方以外にも、認知症の予防や抗がん作用など、
生活習慣病予防や健康の増進にも役立つ成分です。
ウコンは漢方薬やスパイス、調味料などで多く使われているので、
ウコンそのものを食べる機会はほぼ無いといえるでしょう。
ちなみに、カレーやたくあんなどからも摂取できますが、
有効成分を効率よく摂取するためには、ウコンそのものを摂取する必要があります。
しかし、ウコンは苦みがかなり強いので、
料理などにいれたりして、工夫して摂取しなければなりません。
また、ウコンの主成分クルクミンは、
油と組み合わせて摂取すると効率よく吸収することができます。
ここでは、ウコンの摂取量とクルクミンの摂取量を分けてみてみましょう。
◆ウコンの摂取量
健康や美容のためにウコンを摂取する場合、
粉末乾燥のもので、1日あたり0.5g〜3gが目安となります。
ウコンは通常の摂取量であれば、副作用の問題はありませんが、
過剰な摂取を長期間続けると、肝機能や消化管に障害が出ることもあります。
また、肝機能障害やその他の持病、
健康状態に不安がある方は必ず医師に相談をしましょう。
また、妊婦さんの場合は、子宮を収縮させる作用もあるので、
ウコンの使用を控える方がよいでしょう。
◆クルクミンの摂取量
健康や美容のためにクルクミンを摂取する場合、
一日あたりの摂取量は、国際的な基準でいえば、体重3mg/kg以下と設定されています
(体重60kgの方の場合で、クルクミン180mg程度になります)。
また、クルクミンはヒスタミンのレベルを低下させ、
コルチゾンの生成を増やす為、抗炎症作用があるとされています。
抗炎症作用などにより、関節痛などを緩和したい場合は、
250?500mgを1日3回摂取するようにしましょう。
また、摂取量を管理するためには、サプリメントでの摂取がお勧めですが、
サプリメントはクルクミン成分をを95%含むものを利用するようにしましょう。